おちょやん 第1週 少女時代② あらすじ ネタバレ 感想
「道頓堀、ええとこや~」

「道頓堀え~とこや」と喜ぶ千代
9歳のおちょやん・千代は、河内の実家から追い出されるように出てきたが、大阪・道頓堀にやてくると、目に映るものすべてが華やいで見え、
千代は「道頓堀、ええとこや~」と叫び、ワクワクと期待に胸を膨らますのであった。
芝居茶屋「岡安」でのお茶子修業が始まる。

千代「岡安」に入る
奉公先の道頓堀の芝居茶屋「岡安」に入る千代。
「岡安」の女将(おかみ)である岡田シズから、
ひと月の間に「お茶子」と呼ばれる女中の仕事をすべて覚えるよう言い渡される。

「岡安」の女将シズに挨拶する千代
「出来なかったらクビだす!」
おかみ・岡田シズの厳しい条件の中、「お茶子」としての千代の修行が始まる。
いざ働き出すと、炊事、洗濯、お使い、とお茶子として覚えることが山ほどあり、目の回る忙しさであった。
天海一座の主・天海の息子で子役の一平と出会う。

初代・天海天海一座
ある時千代は、天海一座の主・天海の息子で子役の一平と出会う。
一平はいやいやながら芝居に出ていたが、芝居が嫌いで、酒飲みで女癖が悪い父の天海が大嫌いなのだという。

子役で舞台に立つ一平。
一平は父・天海のせいで、お母ちゃんもおらず、学校も行けなかったと、父に対する恨みを千代に爆発させると、父・天海が「岡安」に来た時、千代に「あいつはわしのせいで、お母ちゃんもおらず可哀そうな奴や」と一平のことを気にしていたことを思い出し、「お父ちゃんに気にしてもろうただけでもええじゃないか」~と、千代は自分が父からも追い出されたことを思い出して涙を流すのであった。
千代・芝居の魅力に取りつかれる。

千代憧れの女優・高城百合子
千代はお茶子で働いている芝居茶屋で、
舞台上にいた高城百合子という美しい女優を目にする。

芝居の魅力に取りつかれる千代。
彼女の情熱的な演技に釘付けとなり、
密かに憧れの高城百合子のような女優になりたいと思うようになる。
芝居の台本を手に入れる。

「人形の家」の台本を手に!
芝居の台本を手に入れると、文字がろくに読めない千代は、毎日の仕事の合間をぬって芝居の台本の文字が読めるように少しずつ勉強を始めるのであった。

「人形の家」台本
芝居の台本「人形の家」を手にする千代。
天海一座の主・天海が33歳で突然、亡くなる。

天海天海の親子
そんなとき、天海一座の主・天海が突然、33歳で亡くなってしまう。劇場で盛大な葬儀が行われ、鶴亀株式会社社長の大山鶴蔵は天海の息子・一平に二代目を継がせるよう、天海一座の面々に伝える。
千代・シズにクビを言い渡される。

お使いが遅れて謝る千代
一方、千代は実家の父のテルヲが借金で夜逃げしたと聞かされてショックを受ける。
悲嘆した千代は、大事なお届け物のお遣いをシズから仰せつかったのに遅れてしまって、シズからクビを言い渡される。
「岡安」からひとり出てきたものの当てもなく、実家の父の夜逃げ、そして奉公先のクビ~と二重のショックを受けてなすすべもない千代はトボトボと彷徨っているところを先代女将のハナに発見される。
ハナの説得や舞台に立つ一平を見て、自分の居場所が岡安しかないと覚悟を決め、シズに必死に謝り頭を下げて、シズに許してもらい、千代は正式に岡安の「お茶子」として認められ働くことになる。
感想

いよいよ、「おちょやん」と呼ばれるようになる「岡安」でのお茶子修業が始まりますが、父・テルヲのせいで、出だしから、お使いに遅れる、などの失敗をしでかす。
前途洋々とはいかないが、「岡安」の女将シズをはじめ、良い人たちに囲まれ、これから織りなすいろんなことに、ドキドキしながらも、期待してしまいますね!
(次の週)第3週 おちょやん「うちのやりたいことて、なんやろ」あらすじ・ネタバレ

